2010/03/26
OK GOのDAMIAN KULASHはブラウン大学の卒業生で、アイヴィー・リーグで記号学を学んだものの、ぼさぼさの髪をしたいかにもロックのフロントマンといった感じの男だ。
LAのレストランで彼とOK GOのベーシスト、TIM
NORDWINDは10年近く在籍したEMIからの離脱を今月初旬に発表し、自分たちの会社、パラカデューテ・レコーディングスを立ち上げたことについ
て語ってくれた。KULASHはバンドとしてのOK GOがアルバムというよりもビデオで有名になってしまったことをうまく説明できずにいる。
「こう考えたんだよ」と34歳のシンガー/ギタリストの彼は肩をすくめながら言う。「クリエイティブなアイデアでいっぱいの玉を転がせば、ひとつぐらいはお金になるはずだってね」
実際、KULASHはパラカデューテの主題をハッキリと定めているものの、その発言からは彼らが新しい目標を思って興奮している様子が伝わってくる。
「僕たちは、人々が伝統的に『ロックンロール』と呼びたがっている障壁を叩き潰そうとしているのかもしれない。だけど、そこが肝心なんだ。僕たちはもっともクレイジーなアイデアを追いかけている。それがつねに僕とTIMの絆の元になってきたんだ。音楽からスタートしているものの、他の多くの方向性に進んでいて、全システムが代われば、僕たちもクリエイティヴィティを世界に発信する新しい方法を見つけるのさ」
「基本的にカテゴライズできないことをやって、それを人々と分かち合う以上にエキサイティングなことなんてひとつもないよ。それが世界中に広がっていくのを見るのはものすごいスリルなんだ」。バンドのRUBE GOLDBERGにインスピレーションを受けた「THIS TOO SHALL PASS」のビデオは3月初旬にユーチューブで公開され、最初の6日間で600万件の視聴があったとされる。「裏庭に座って700万件に行ったかどうか見ようと何度も何度も『REFRESH』をチェックしている気分は言い表しようもないよ」
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